モリンガエキスの紹介

モリンガは熱帯、亜熱帯地域で生育するワサビノキ科の植物で、栄養豊富な葉が食用として利用されているほか、古来よりインド医学のアーユルヴェーダで生薬として使用されています。 シャルレでは、1年に5~10mも成長するモリンガのたくましい生命力に着目。 モリンガの葉から抽出したモリンガエキスの作用について研究に取り組み、サーチュイン(抗老化)遺伝子を活性化することで、細胞を生み出す力(セルサイクル)を正常化することを明らかにしました。
また、モリンガエキスを配合した液剤を顔に使用したときの、肌に対する作用を検証し、皮膚のターンオーバーや真皮のコラーゲン密度を改善することを確認しました。

※2018年日本農芸化学会で発表

モリンガエキスの研究結果

①サーチュイン(抗老化)
遺伝子の活性化

モリンガエキスを
1回塗布することで、
皮膚細胞のサーチュイン遺伝子が
活性化しました。

モリンガエキスを培養細胞に加えると、サーチュイン遺伝子を活性化することが明らかになりました。実際のヒト皮膚でも同様の効果があるかを検証したところ、わずか1回の塗布でモリンガエキスが皮膚細胞のサーチュイン遺伝子を活性化することが確認できました。

試験方法

  • 1各液をしみこませたコットンを
    10分間腕に置く
  • 26時間後にテープストリッピングで
    細胞を採取
  • 3サーチュイン(抗老化)遺伝子の解析
被験者
30歳以上の女性 12名

図1 モリンガエキスによる
サーチュイン遺伝子の活性化

②セルサイクルの
正常化

モリンガエキスは老化細胞の
セルサイクル
(新しい細胞を生み出す力)を
正常化しました。

図2の写真は細胞に対するモリンガの作用を示しています。老化細胞ではほとんど見られなかった細胞分裂がモリンガエキスを添加することで復活することが確認できました。モリンガエキスは老化により滞ったセルサイクルを正常化すると考えられます。

図2 モリンガエキスによるセルサイクル
(新しい細胞を生み出す力)の正常化

※薬品で擬似的に老化状態を再現
試験実施:株式会社ファーマフーズ

実験
老化モデル細胞(ピオシアニン添加条件)におけるCell-Clock Dyeを用いた細胞周期解析
写真
活発に細胞分裂している細胞は青くみえる色素で染色(写真中ので示した部分)

セルサイクルとモリンガの作用

下図に示したように、細胞はセルサイクルにより生み出されます。 酸化や炎症などの影響を受けた細胞はセルサイクルの途中でとどまり、新しい細胞を生み出すことができない“老化状態”になってしまいます。 サーチュイン遺伝子は止まってしまったセルサイクルを復活する働きがあると考えられており、モリンガエキスによってサーチュイン遺伝子が活性化した細胞は、「新しい細胞を生み出す力」を取り戻すことが期待できます。

モリンガのセルサイクルへの作用
(イメージ)

③肌状態の改善

『 ①ターンオーバーを整える 』

モリンガエキス配合液剤を使用
することで、
肌のターンオー
バーが改善しました。

モリンガエキス配合液剤を使用したところ、角質細胞の重なりが改善されました。 ターンオーバーが順調な肌では角質細胞の重なりが少ないことがわかっており、モリンガエキスによる肌のターンオーバーの改善が確認できました。

図3 モリンガエキスの角質層への効果
〜ターンオーバーの改善〜

対象
40歳以上の女性22名
方法
0.01%モリンガエキス配合液剤を1日2回顔に使用
評価
試験開始時、4、8週目に表皮にテープを貼り、剥がした時に付着した角質細胞を撮影し、
角質細胞が重なっている部分(赤色)の面積の比率を算出

角質細胞の重なりが少ないほど、
ターンオーバーが正常で角質状態が良い

『 ②真皮のコラーゲンを増やす』

モリンガエキス配合液剤を使用
することで、
真皮中のコラーゲ
ンが増加しました。

真皮中のコラーゲンは加齢や炎症などの影響で減少します。 超音波でコラーゲンの状態を分析することができ、真皮中のコラーゲンの密度やAge-band(エイジバンド/加齢により広がる、表皮下のコラーゲンが少ない領域)の幅を知ることができます(図4)。
モリンガエキスを配合した液剤を使用したところ、肌のコラーゲン密度が上昇し、Age-bandの幅が狭くなることが確認できました(図5)。

図4 超音波による
真皮コラーゲンの分析と加齢の影響

年齢とともに、コラーゲンが少なくなり、肌のハリや弾力が失われる

図5 モリンガエキスの真皮への効果
〜コラーゲンの増加〜

対象
40歳以上の女性22名
方法
0.01%モリンガエキス配合液剤を1日2回顔に使用
評価
試験開始時、4、8週目に皮膚を超音波にて撮影しその画像からコラーゲン密度とAge-bandを算出
(試験開始時を100%として算出)

コラーゲン密度が高く、Age-bandが狭いほど、
コラーゲンが増加している

ハリのある若々しい肌へ