2017.03.01

食事

健康力アップ!びわの葉効果がすごい!

身近な果物である「びわ」。びわは果実が甘くておいしいだけではなく、その葉っぱには滋養強壮や病気予防に効果が期待できるといわれ、昔から民間医療に用いられてきました。近年では、びわの葉をお葉にして飲む健康方法が注目を集めています。これから寒い季節の本番をむかえるにあたって、体を温める効果もあるといわれているびわの葉のお茶を試してはいかがでしょうか。

 

果実がおいしいびわは、葉の効能もスゴかった!

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古くから日本で親しまれてきたびわ(枇杷)はバラ科の常緑高木で、10〜2月頃に白い花を咲かせ、6月頃にはオレンジ色の果実をたわわに実らせます。甘くてジューシーな果実は、初夏の味わいとして好まれ、季語としても親しまれています。

そんなびわの「葉」は、エバーグリーン(常緑樹)に分類されており、一年を通して緑の葉を茂らせます。

大きな楕円形で、しっかりとしたやや硬い葉が特長です。

びわの葉に含まれる成分のアミグダリン(別名: ビタミンB17)は、年齢に合わせたお肌のケアにも一役買ってくれます。このアミグダリンは、切り傷ややけど、皮膚炎、ニキビ、虫刺されによるかゆみ、打撲や腰痛にも効果が期待できるとされ、昔から民間療法として利用されてきました。

なお、びわの葉は下記の成分も含んでいます。

タンニン・・・腸内環境を整える手助けをしてくれます。

サポニン・・・抗菌、抗炎症抑制をサポートします。

クエン酸・・・疲労回復のサポートをします。

ブドウ糖・・・エネルギー増強をフォローします。

さまざまな成分を含んだびわの葉は、薬がなかった時代、万能薬として民間医療に使われ、重宝されてきたのです。

 

万能薬「びわの葉エキス」はおうちでも作れる!

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上記の成分が持つ効果を得られる「びわの葉エキス」が実はおうちでも作れます。作り方は以下です。

 

1.枝について1年以上経った、肉厚で色の濃いびわの葉を収穫して天日ぼしにする。

2.細かく刻んでホワイトリカーに漬けて、2〜4カ月ほどおく。

 

たったこれだけで、生薬成分を含んだびわの葉エキスが出来上がります。

現在も、このエキスを入浴剤やローション、温湿布、温灸に使用するという民間療法が伝わっています。

 

びわの葉茶をとり入れて寒い季節を乗り越えましょう!

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びわの葉エキスを体に塗る民間療法はよく知られていますが、完成まで少し時間がかかるのが難点。

そこで簡単にびわの葉の効果を実感する方法として、びわの葉を煮出してお茶として飲む方法を、ご紹介いたします。

びわの葉茶は体を温めてくれる効果もあり日常的にとり入れたい健康茶なのです。また、まろやかで飲みやすい味わいも魅力のひとつです。

 

毎日飲みたい! びわの葉の健康茶を淹れよう

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作り方は以下です。

1.  びわの葉を、産毛が取れるまでしっかりと洗う。

2. びわの葉を乾燥させる。

3. 乾燥した葉を細かく砕いたら、フライパンで炒る。

こちらを熱湯に入れて煮出すか、もしくは急須に葉を入れて熱湯を注ぐか、いずれかの方法でお茶を作ります。

 

濃く出すほど成分が出て、その分効能も得られますが、濃くなりすぎると苦味も増します。お好みで調整してください。

たくさん飲みすぎると、お腹がゆるくなることもあるので、1日に2〜3杯を目安にしましょう。夏は冷やしてもおいしくいただけますよ。

河瀬璃菜(KAWASE RINA)

料理研究家・フードコーディネーター

料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。
両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。
そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。
「食を通して大切な人とのくらしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間100本の記事をプロデュースしています。
BLOG:http://lineblog.me/linakawase/
Twitter:https://twitter.com/Linasuke0508

URL:http://foodcreativefactory.com/